コラム

「あたらしい文化」「あたらしい常識」をつくる人と仕事をしたい

2018年を振り返って、3期目を迎える2019年への意気込みを書いてみます

**「革命家を下支えする」**

これは、株式会社女子マネの企業理念です。

2016年末に法人を立ち上げてあれよあれよという間に2年が経ちました。そして、12月1日から3期目となりました^^

ひとえに副業時代から支えて下さった方々と、こんな何をしているかよく分からない会社に、お客様とコミュニティを預けて下さるクライアント様のお陰です。本当にありがとうございます。

簡単にこの2年間を振り返り、来年の抱負のようなことを書きたいと思います。

2018年の3大ニュース
1.出版にコミットして3冊の出版(2冊は来春予定)
2.上場企業様とのお仕事が始まったこと
3.ライブ配信でセミナーが可能になり全国にお客様ができたこと

独立2年目としては、とてもエキサイティングな1年でした。

2011年から副業をしていたので、準備期間6年でしたが、やっとコレだと思えたことと巡り合えて、一気に駆け抜けた2年間でした。

振り返ると…創業1年目は、とにかく声をかけてくれる個人起業家さんや、有名人や著名なかたともお仕事をさせて頂きました。

当時、オンラインサロンがようやく個人起業家さんにも流行りだし、「コミュニティのマネタイズ方法」として沢山の引き合いを頂きました。

独立して半年くらい、移動中もZOOMで打ち合わせするくらい忙しかった。

のですが、そしては半年過ぎてふと思ったのが、あれ、これが本当にやりたかったことだったっけ・・・? という疑問が残ったこと。

もちろんお仕事相手は、素晴らしいコンテンツし、クライアントさんは有名だしお金もあります。

ただ、何が違うんだろう…と考えてみると、既に十分に人生もお金も充実しているクライアントさんにとっての「追加収益」のためにコミュニティ運営とサロン運営を任されることに、寂しさを感じたのでした。

語弊があるかもしれないけれど、1万人のフォロワーとか、数千数万ののリストホルダーが100人の課金コミュニティを作っても、その人の全体収益のうちの10%にもならないわけで、普通にビジネスとして考えたら、その方は可処分時間の10%の時間・愛情しか注ぎません。

ただ、私にとっては、コミュニティって人生が変わるほどのインパクトがあったものでした。田舎で18年間同じ人間に囲まれて同じキャラクターで居させられた人生を変えてくれたもの。

コミュニティで広がる個人の可能性をもっと広めたい、と思ってコミュニティを仕事にした私にとっては、コミュニティで人生が変わる人をオーナーと一緒に間近に見るのが喜びでした。

クライアントさんの中には、100%とは言わないけれど、それに近いくらいの熱量を持って、そのコミュニティに関わる方が居て、そのサポートをしている時が本当に楽しかった。(トリイケンゴさんとか西村公児さんとか)

私はそんな熱量の高い場(コミュニティ)に属することで、またコミュニティを持つことで、人生が変わるオーナーと参加者を全力で支援したいんだ!と思った1年目でした。

1年目は、売上や知名度がスゴイ人が、株式会社女子マネにとっての「革命家」ではなかった。お金をたくさん払ってくれる人がいたら会社としては安定しますがそれってただの下請け。自動販売機的な売上づくりの下請けがやりたいんじゃないぜ、ということを、創業1年目で体感しました。

わたしの定義する革命家って誰??どこにいるの??

2年目(今年)は、その定義の確認を模索して言語化する1年でした。問い合わせをくださる方と仕事相手として付き合ってみて、お話を重ねるなかで、「違うな」「これかも」を繰り返し、違う人とは距離を取り、売上を減らしてでも自分が納得できる、ほんとに女子マネとしてサポートにつかせて頂きたい人を心に問い直し続けました。

で、見つけた革命家の定義というのがこちらです。

・既存の不具合のある制度や習わしとは違うものを作ろうとしているひと
・個人、法人を問わず、志をもって新しい文化・常識をつくるために行動しているひと
・自分の利益だけではなく、仲間、地域、周囲を繁栄させるべく命の時間をつかっているひと

こういう人を革命家とよび、知名度やいまのステータスは関係ありません。

僭越ながら、自分自身も革命家だと思っていて、この気持ちや理念は、6年前の、時給816円の時から、自分の理念は発信してきました。

だから、革命家かどうかにいま現時点でのステータスは関係ない。規模も関係ない。でも昨日までの自分の枠から飛び出そうとしている人を応援したい。

来年の発信のテーマにもなっているのですが、「既存の権威に許可を貰ってから行動する従属者マインド」をぶっこわしたくて。

普通の人でも職場から、半径5メートルから世界を変えられるんだ!という誇りを取り戻してほしい。その力があるんだよ!って気付いて欲しいと思って行動してきました。

そういう訳で、私は在野の人々が新しい文化づくり、新しい常識づくりをすることを支援します。

来年は、私が誰と仕事をするのか、どういうところに時間とお金を使っているのか、そのひとつひとつが、より理念の体現として伝わるような動きができると思います。

そのひとつになるのが、来年からスタートするマイクロインフルエンサー講座で、この文章はメルマガでも配信したのですが、とても共感してくれる人が多くて、沖縄から東北まで、一緒に活動していける仲間が30名ほどになりました。

 

世間はものすごいインフルエンサー崇拝で、脱社畜という言葉も流行ったりして、みんなインフルエンサー目指して発信しているのですが

会社という依存先が
インフルエンサーやサロンオーナーになっただけ

の人も多いんじゃないかしら、と思うんです。

誰かに認められるために顔色を伺う生き方から自立できないと、本当の自由な働き方というのは獲得できないと思います。

依存先を会社の外に移してオンラインサロンやインフルエンサーの顔色を窺った発信をするマインドは、会社員時代のそれと何も変わっていないんじゃない?と、凡人の私は切に思います。(20代、そういう人に憧れて近づいて数百万使ってみた私の実感です。)

PR会社的なマイクロインフルエンサーって、数万人のフォロワーが居るんですが、そうじゃなくて、私は顔の見える5人10人に影響力を発揮できる地域リーダーをつくりたいと考えています。

自分がかつていたような佐賀県の田舎で、コミュニティの選択肢のない状況で、悩んでいる人や居場所がないと感じている人に、居場所をつくることの出来る人を育てたい。

「育てたい」というとおこがましいのですがそういう人に、このコンテンツを提供して、その周りにいる地元の人たちに、安心安全な実験する場を提供してほしいと思っています。

もう私たちに必要なのは、「権威ある人からのお墨付き」じゃなくて、自分で自分にGOが出して、半径5メートルの人をエンパワーメントできるチカラです。

そのために来年は全リソースを投入します。

地域リーダーも、私が思いつく限りの人にはお声かけさせて頂こうと、企画書を準備しています。

この記事をお読みのかたで、地域リーダーとして、自分のまわりの人にもコミュニティの作り方を教えたいとか、人を集めるからサポートしてほしいっていう方がいらしたら、ぜひコメントかお問合せメールをください。

メールに返信してくださったら、私に届きます。
https://www.reservestock.jp/subscribe/70664

✉のお問い合わせ先 info(あっと)joshimane.jp

地域リーダー構想の企画書ができたらお送りしますし、いちどZOOMでお話しましょう。

BOOKLABという渋谷の本屋カフェで開催するのですが、現在、説明会は80名の方がオンライン、オフラインで参加してくださっています。この講座、半年間の実践と地域コミュニティの完成を目指して活動しています。

●ひそかな野望1

この様子と地域コミュニティの完成実績をつくり読者さんと一緒に「1冊の本」にしていけたらと思っています。出版企画書は温め中ですが、こういうコンセプトで読者さんと一緒に本を作っていったり、ここに問題意識を共有できそうな出版関係の方がいらしたら、ぜひご紹介ください。

●ひそかな野望2

これから半年、全国に受講生さんがいらっしゃるので、私めは全国ツアーに行くつもりです。沖縄・福岡・大阪・名古屋・新潟・富山・函館には行きたいなと!

 

ABOUT ME
中里 桃子
中里 桃子
株式会社女子マネ 代表取締役 オンラインサロンの立上げ&運営パートナー コミュニティマネージャー 東京都在住・佐賀県唐津市出身。同志社大学を卒業後、広告会社の営業職として上京。数社にわたり新規事業の立ち上げを行い2016年に会社設立。
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