働き方

マイクロインフルエンサーになる方法

こんにちは、株式会社女子マネです。

前回の記事では世の中で言われている「自由な働き方」を否定し、これからの「新しい自由な働き方」を再定義しました。

前回の記事はこちら

もう一度おさらいしますと、いま世の中にある「自由な働き方」というのはある大きな課題を抱えているというものでした。それが、

MOMOKO
MOMOKO
ヒエラルキー構造からの集金モデル

です。

 

この視点から脱却しない限り、会社の中でも社外コミュニティ(たとえばオンラインサロン)の中でも、あなたは「自由な働き方」を手にすることができず、

「いつまでも不自由なライフスタイルを送ることになってしまう」という内容でした。

そこで今日は、ヒエラルキーという社会システムに依存することなく「自由な働き方」を手に入れるための具体的な方法についてお伝えしていこうと思います。

具体的には3つ、

  • マイクロインフルエンサー
  • コミュニティソーシング
  • クロスコミュニティ

という実践ステップがあるのですが、

今日はそのうちの1つ、「マイクロインフルエンサー」についてお伝えしていきますね。

マイクロインフルエンサー

インフルエンサー、という言葉に聞き覚えがある方も多いんじゃないでしょうか?

ある資料によると「SNSフォロワーが10万人以上の著名人」というような定義がされているようです。

MOMOKO
MOMOKO
すごい! 東京ドームの約2倍の人数が収容できちゃいます!

 

それに対し「フォロワーが1~10万人」がマイクロインフルエンサー、「フォロワーが数千人~1万人」がナノインフルエンサー、なんて言われているようです。

引用: SNS for Biz

ですが、今回私の定義する「マイクロインフルエンサー」というのはまったくの別物です。

ここでは下記のように定義します。

  • リアルに1対1のやり取りをしてあなたの影響を受け、あなたと行動をする人がいる
  • カリスマ性は不要。普通の会社員やフリーランスで、目標に向かって行動している人
  • 「力を貸して」といったら駆けつけてくれる仲間が5~10人いる人
  • 自分も駆けつけて助けたいと思える仲間がいて、それができる実力と自由な時間がある人

じゃあさっそく「マイクロインフルエンサー」の説明に入りましょう……

と、その前に。

私は、インフルエンサーに憧れて、フォロワーを増やすのに腐心するのはやめたほうがいい、という立場です。

ではなぜ、インフルエンサーに憧れてそれを目指してはいけないのか? という「そもそも論」から先にお話をしておこうかなって思います。

インフルエンサーに憧れてフォロワー増やしをする人の問題点

例えば、フォロワーが10万人以上もいたら「すごい!」ってなりますよね。

「イベントの集客だって簡単にできちゃいそう!! いいなー!!」なんて思っちゃいますよね。

でも実を言うとですよ。

MOMOKO
MOMOKO
フォロワーって、単に数がたくさんいてもほとんど意味がないんです……。

 

なぜなら、「フォロー」「フォロワー」という繋がりは “とても弱い”からです。
さらに、繋がりは弱いのに”フォローしてもらうためのハードルはわりかし高い”んです。笑

おそらく多く憧れでスタートする人は「あの人はフォロワーが多いから影響力がある(みんな言うことを聞く)んだろうな~」って想像しているんだと思うんです。

でも本当に影響力のある人っていうのは、1対多の中身のメッセージが「1対1」に響く内容で、「1対1のやり取り」がしっかりあります。

だから単純にSNSのフォロワーが多いというのでは、影響力があるとはとても言えないんですよね。

そして、フォロワーを増やすためには人としての中身がリアル以上に必要ですよ、と。
文章だけで中身(あなたの魅力)を伝える必要があるから。

しかも、フォロワー◎万人以上のインフルエンサーになるためには、多少のアンチが出ても良いという思い切りのあるポジション取りとか、カリスマ性も必要だったりするわけですよ。

あなたはどうですか?

MOMOKO
MOMOKO
え、私? 私にカリスマ性は……

ね? っていうぐらい難易度が高いんです!汗;

 

そこを目指すことって、皆さんが思っている以上に「実現可能性が低い」ってことを意味するわけです。

しかもさらに悪いことに、インフルエンサーを目指そうとすると、どうしても「ヒエラルキー(階層社会)」に巻き込まれてしまいがちです。

カリスマ性がある・ないってことよりも、実はこっちの方がよっぽど問題!

きっと皆さんは「単純にフォロワーを増やしたい」っていうよりも、それを「お金」に変えられたらいいな、っていうのが本音だと思います。(または、自分にとって有益な繋がりに。)

でも。でも、ですよ?

MOMOKO
MOMOKO
お金を得ようとすると「ヒエラルキー」から抜けられなくなるという悪循環に陥っちゃうんです……。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

そこで登場するのが「マイクロインフルエンサー」です。

マイクロインフルエンサーになるために

私は「マイクロインフルエンサー」を次のように定義しています。

マイクロインフルエンサーとは、行きたいところがあって、そこに対し自ら行動をしている人。その様子を見た人が応援してくれて、注文してくれる人がひとりでもいる人

ここで私がいう「マイクロ」っていうのは1~10万人のフォロワーなんていう規模ではなくて、本当に20人や30人のこと。たった1人でもOKです。

それよりも大切なのは、

その人が自分の言うことに対しリアクションをしてくれたり、動いたりしてくれるという「応援」をしてくれる相手を1人でも作れるようになること。まず現実社会で。

ということです。

「応援」というのは具体的に、相談に乗ってくれたり、モノを買ってくれたり、シェアしてくれたり、というのを指します。

その応援の回数は1回だけでもいいんですけれど、永続的に応援してくれるようであればそれに越したことはありませんよね?

むしろ目指すのはそこです。

そして、そのために必要なのが「信用」なんです。


 

例えばですけど、「無償で100人にコーチング」っていう修行のような課題が、コーチングスクールに通ったりすると言い渡されたりします。

それについて私が思うのは、

MOMOKO
MOMOKO
仮に無料だとしても、100人から時間をもらってコーチングするなんてめっちゃ難しいーーー!!

ってこと。

 

だって初心者のコーチングを受けるなんて、ある意味その時間を無駄にするリスクの方が高いんですよ。

理由は簡単で、素人の練習相手だから。

そんなの、タダでもイヤじゃないですか?(って辛口すぎたらごめんなさい^^;)

だけどそれを喜んで受けてくれる100人がいるといたら、それは人に「応援」されているってことです。

MOMOKO
MOMOKO
表現を変えれば「信用がある」ってことですよね。

 

「信用」があれば、あなたの語る未来やビジョンに人を集めることができます。

「マイクロインフルエンサー」というのは、ちゃんと自分がどこから来てどこへ向かうのか? っていうベクトルがある人のことを言うんです。

定義をもう一度ふり返りましょうか。

マイクロインフルエンサーとは、行きたいところがあって、そこに対し自ら行動をしている人。その様子を見た人が応援してくれて、注文してくれる人がひとりでもいる人

ここでのポイントは「行きたいところがある」ということです。

つまり実現したい未来や「ビジョン」があるということですね。

未来は未知のことではありますが、過去に何をやってきて今があるのかがわかると、

MOMOKO
MOMOKO
「ああ、この人は口だけじゃなくてちゃんと実行できる人なんだな!」

って思ってもらえます。これがすっごく大事!

 

その上で「ビジョン」が魅力的であれば共感されて、本人も具体的に行動をしているんだとしたら、一緒に何かしたり、手伝ってもらうことだってできます。

この「過去・現在・未来」という一連のベクトルをしっかりさせて発信し続けることで応援者が現れる!

そして、みごとにあなたは「マイクロインフルエンサー」になれる! そういう仕組みです。

まとめると、

  • ベクトルを言葉にする!
  • ベクトルを言葉にして目的地を決める!
  • フォーマットに従って発信する!
  • フォーマットに従って継続的に発信し続ける!
  • それに反応してくれた人とちゃんと交流して、人と人との関係を作るということが大切!

ということですね。


 

ここまでを読んで、

「えー、そういう人間関係はめんどうだなぁ。だけどやっぱ何か影響力が欲しいな~、稼ぎたいな~」

という方は、まだまだ昔に流行った「古い情報商材型ビジネス」を想像してしまっているのだと思います。

つまりもう少し言うと、

MOMOKO
MOMOKO
ネットで調べれば出てくるような情報を、さも誰も知らない隠された秘密のようなフリをして、まだ何も知らないピュアな人たちに「PDFファイル、10枚で1万円」みたいな形で売るってやり方です。

そのためにSNSでフォロワーを買って、煽り文句をどんどん投稿して、今日買わなければ値上げしちゃいますよー、お急ぎくださーい、みたいな。

確かにそのやり方で一瞬は売れることも可能ですよ。でもいつかはバレるので「信用」は失いますよね。

はっきり申し上げて、それは影響力ではありません。

MOMOKO
MOMOKO
影響力というより、「一瞬だけのイリュージョン(錯覚)」です……

場合によりそれは「詐欺としての影響力」になってしまいますので注意してくださいね。

マイクロインフルエンサーへの壁

ところで、ここまでを読んで「マイクロインフルエンサー」になるのも、インフルエンサーほどではないにしても、なんだか大変だな…、

と感じられた方もいるかもしれませんね。

きっと多いのが…

  • 目的地を決められない
  • 発信の仕方がわからない
  • 発信を続けられない

などの悩みではないでしょうか。

でもね、安心してもらって大丈夫です!

MOMOKO
MOMOKO
結論からいうと、発信の仕方には「フォーマット」があります。

 

それをみんな知らないから発信ができなかったり、発信しても「つまらない内容だな~」なんて思われてしまうだけなんです。

この具体的な「フォーマット」に関してはまた別の記事に機会をゆずるとして、今日は

「どうすれば影響力のある個性的な発信ができるのか」

という部分にふれていきますね。

影響力のある発信の秘訣

MOMOKO
MOMOKO
「マイクロインフルエンサー」になるためには「自分の意見」がないとダメなんです。

ファンがいる人っていうのは必ずどこかに「偏愛」があります(私も偏愛してます!)。

そういう、とことん突き詰めたものを「マイクロインフルエンサー」はみんな持ってます。

何かの専門家であるとか、何かのプロとか。そこまでいかないにしても、プロユーザーと呼べるような追及を極めた何かは絶対に必要です。

マンホールの蓋を極めたインスタとか、本当に「偏愛」ですよね(尊敬!)


 

だからね。

人から何かを聞かれたときに、例えそれでお金をもらうわけじゃなかったとしても、

「あれは買った方がいい、これは止めた方がいい」

「これに関しては誰にも負けないぐらい意見できる自信がある!」

ぐらいは言いたいですよね。

それが、“自分のポジション” を作るってそういうこと。

MOMOKO
MOMOKO
これがないと影響力のある発信はできないってことはよく覚えておいてください。

(何度も言いますが、発信の仕方には「フォーマット」があるから安心してくださいね!)


 

ではここで、

「ポジションを取る」というのをもう少し具体的に説明したいと思います。

それっていうのは、ある人にとってそれが「予想外」なものだったり、もしくは「新たなる発見」が見つかるような、そういう発信をいいます。

でもそれが「借り物の教え」だったらどうです?

MOMOKO
MOMOKO
どこかの経営塾で講師の人が話してた「パクリ話」だったら、それって何か違いますよね?

 

それに、「一緒にその山を登りたいとは思えないな…」って思われちゃうようなビジョンだったとしたら、それもやはり “ポジションがある” とは言えません。

「みんなが思う常識ってこういうことだと思いますが、私はこういう立場でこう主張します!」

そんな風に、毎回それをフォーマットで語っていくから個性が出るんですよね。

「この人は武器をもっている人だ!」って、初めて認識されるわけです。

マイクロインフルエンサー:まとめ

改めて整理しますと、

マイクロインフルエンサーとは、行きたいところがあって、そこに対し自ら行動をしている人。その様子を見た人が応援してくれて、注文してくれる人がひとりでもいる人

であり、

その状態を手に入れるためには、

  • ベクトルを言葉にする!
  • ベクトルを言葉にして目的地を決める!
  • フォーマットに従って発信する!
  • フォーマットに従って継続的に発信し続ける!
  • それに反応してくれた人とちゃんと交流して、人と人との関係を作るということが大切!

ということでした。

 

次回の記事では、「マイクロインフルエンサー」を目指すことと並行して実践する必要のある、

  • コミュニティソーシング
  • クロスコミュニティ

という2つの概念についてお伝えします。

ヒエラエルキー構造に搾取されない、「自由な働き方」を目指し、まずは「マイクロインフルエンサー」になるための実践からぜひ起こしてみてくださいね。

それではまた!

 

ABOUT ME
中里 桃子
中里 桃子
株式会社女子マネ 代表取締役 オンラインサロンの立上げ&運営パートナー コミュニティマネージャー 東京都在住・佐賀県唐津市出身。同志社大学を卒業後、広告会社の営業職として上京。数社にわたり新規事業の立ち上げを行い2016年に会社設立。
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